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【発酵料理研究家Vtuber 米の為のカモシタとタチツ】手前味噌つくってみた!!

【発酵料理研究家Vtuber 米の為のカモシタとタチツ】手前味噌つくってみた!!

米の為のカモシタは、米の谷からやってきた発酵料理研究家。
ペット(?)のタチツとともに、日々発酵料理づくりに明け暮れているのである。

ちなみに、これまでの研究結果は、こちら。
https://www.youtube.com/channel/UCIp_ZnnHvk8C13EAxYu9iLQ

今日はどうやら二日酔いのカモシタ。
そんなにアホみたいな量の大豆を抱えて、一体全体何を作りだすのか!

こんにちは、発酵料理研究家のカモシタです!

タチツもいるよ!!

学生時代のカモシタとタチツは日本各地を行脚しては、郷土料理的発酵食品に舌鼓を連打するタイプのバンドマンだった。

売れないタイプのな!!

北にうまい日本酒があれば行って盃を交わし、南に絶品の焼酎があれば行って盃を乾かし、日が登るまで発酵を語り、二日酔いの朝はふらふら歩き、みんなに酔っ払いと呼ばれ、ポケットの中には身に覚えのないレシートが。完。

諭吉とレシートの
等価交換だ!!

そんな頭痛の朝にビジネスホテルのバイキングは最高なのだ。食べられるかどうかわからないながらも、バイキングを目の前にすると極貧の幼少時代を過ごしたカモシタとタチツの腹ペコセンサーが鳴り響く。

あの頃は辛かった!!

しかし、二日酔いの人体は、食欲とは裏腹にたべものが喉を通らない仕組みになっているようだ。なるべく食べやすくて、胃に優しい流動食に自ずと手が伸びる。

ゲルを超えてゾルだ!!

主食はおかゆ、おかずには冷奴、スープにはクラムチャウダー、のみものは胃に膜を張りそうな牛乳とデザートにヨーグルト。そして我らが救世主ハイチオールC。

おお神よ!!

おわかりいただけただろうか。バイキングテーブルから戻ったお盆の上はまるで真白な雪国のようだった。

ヤスナリもびっくりだ!!

余談だが、シミ、そばかすの改善薬として有名なハイチオールCはもともと二日酔いの解毒薬としても販売されていたが新陳代謝を促進する効果から、「これってむしろ美容で売った方が売れるんじゃね?」とリニューアルされて現在に至るらしい

ゆえにハイチオールは
酔い覚ましにて最強!!

閑話休題!!
発酵料理研究家はネットショッピングが大好きだ。
夜な夜なビールを飲みながら徘徊するネットの海は可能性のオールブルー。電波乗り陸サーファーことカモシタとタチツは、ついつい思いつきでゲーミングPCを買ったり、謎の民族楽器を買ったり、ガラスを研磨する合法の白い粉を買ったりしてしまう。そして、今夜も「味噌手作りセット(通常版)7kg用 樽付き」も買ってしまった。

プライム万歳!!

こちらである。
味噌手作りセット(通常版)7kg用 樽付き: amazon

ちなみに、4kgのセットもある。
味噌手作りセット 4kg用 樽付き: amazon

7kgの味噌。
1年間に1kg消費できても7年もつ。これは買いである!

味噌がもつとは言っていない。

ここからは手前味噌の作り方についてお送りしたい。



【材料】
大豆塩・米麹

【必要機材】
大鍋
ざる
フードプロセッサー
ゴム手袋
大きなバット
大きなビニール袋数枚
ラップ

作り方はいたって簡単


1. 大豆を水につけておく


2. 大豆を茹でる(この際に米麹が冷凍の場合解凍)



3. 大豆をフードプロセッサーで潰す



4. 大豆だったものと米麹をよく混ぜる


5. 大豆だったものと米麹だったものを混ぜ合わせたものを玉状にする(味噌玉)




6. 味噌玉の空気を抜くようにたるに味噌玉を投げる



7. 綺麗に詰めたら、空気を抜くように味噌の上面にラップを敷く



8. 半年床下などで放置



9. 上面の色が変わってしまって入る部分を取り除き、全体をまんべんなく混ぜる。




10. 再びラップをして、お好みの期間放置。

正直簡単すぎた上に、めちゃめちゃうまい。

結構なお手前で!!

4ヶ月ほど寝かせたところで、蓋を開けるのが心から不安になったのは言うまでもない。
我々の食品観念はなんでも冷蔵庫に入れる文化だ。

クールジャパンって
やつだな!!

読者諸君は冷蔵庫に食品を入れることで、なぜ鮮度が保たれるのか考えたことがあるだろうか?
冷たい方が鮮度が保たれるという漠然とした理由が事実なら、北の国に美人が多いのもうなづける。

エイリアン4的展開だな!!

こっそり、事実をお知らせすると、実は微生物の働きを温度で抑制するために食品の鮮度が保たれているのだ!!!
つまり、微生物はクマと同様に寒くなると冬眠する(活動停止状態)。故に微生物はクマである(Q.E.D.)!

バーソロミューもそう思う!!

とは言え4ヶ月間、「味噌手作りセット(通常版)7kg用 樽付き」を床下で放置して、果たして腐海が誕生してしまわないのか?不安に駆られて眠れない夜はストロングゼロを買い漁った。

令和の精神安定剤さ!!

これ以上肝臓を酷使できぬ。カモシタは意を決して、床下から「味噌手作りセット(通常版)7kg用 樽付き」を取り出す。蓋を開けると米麹の酒の香りと大豆の味噌の香りがキッチンに充満した。

まったく、
みそくさいやつだぜ!!

味噌という発酵食品を作るには米麹カビが繁殖しやすい温度帯で管理しなければいけない。つまり気温が変動しにくい床下の常温放置がベストというわけだ。

トラスト・ミー!!

余談だが、リクガメを越冬させる際には、部屋を温め続けて冬眠させない方法と、冷蔵庫に入れて強制的に冬眠させる方法があるとかないとか。

やっぱりエイリアン4
じゃないか!!

クマもカメもコウジカビも生物だということである。

タチツもな!!

微生物とは目に見えない生物。
微生物、それは君がみた光。

お線香は青雲Violet!!

今回の教訓。
常温発酵を現代日本で体験すること、それは勇気。

次回、
メンマの材料は割り箸!!
See You!!!

米の為のカモシタに作ってほしい発酵食品のリクエストお待ちしています!
mics magazineのお問い合わせフォーム、もしくはカモシタのツイッターまで!


【発酵料理研究家Vtuber 米の為のカモシタ】

Twitter:
https://twitter.com/_kamoshita

YouTube:
https://www.youtube.com/channel/UCIp_ZnnHvk8C13EAxYu9iLQ

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